TOKYO TORCH Art
まちに訪れる方の想像力を高め、
このまちや日本の未来を彩る、
TOKYO TORCHのアートをお楽しみください。
Tokiwabashi Tower Art
コダマシーン(金澤韻+増井辰一郎)
アートとデザインの企画・開発ユニット。金澤韻は現代美術キュレーターとして国内外で数多くの展覧会を企画・制作、増井辰一郎は建築・デザイン・現代美術の分野で設計及びマネジメントを行う。2018年、上海にてコダマシーンを設立。20年来培ってきた二人の知識とスキルを合わせ、建築や環境の中にアートをインストールすることで、国境や境界を超えて人と人をつないでいくことを使命としている。
常盤橋タワーアートコレクション
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ラファエル・ローゼンダール(Rafaël ROZENDAAL)
《Into Time 20 08 13》
-B3F 来客用EVホール
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KIGI
《マワレ!セカイ / Spin the World!》
-1F TOKYO TORCH Terrace
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横山裕一(YOKOYAMA Yuichi)
《ふろば / Bath》
-2F TOKYO TORCH Terrace
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吉野もも(YOSHINO Momo)
《Kami #72, Kami #75, Kami #71, Kami #74, Kami #73》
-3F MY Shokudo Cafe
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森山茜(MORIYAMA Akane)
《スペクトラム / Spectrum》
-3F MY Shokudo Dining
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鈴木啓太(SUZUKI Keita)
《ISHIGAKI》
-3F MY Shokudo Sakaba
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長坂常(NAGASAKA Jo)
《ベンチ/テーブル/スツール for TOKYO TORCH Park / Bench/Table/Stool for TOKYO TORCH Park》
-TOKYO TORCH Park
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横山修(YOKOYAMA Osamu)
《aqua II》
-B4F オフィスエントランス
(一般閲覧不可 Not open to the public) -
王一(WANG Yi)
《地中の日の出 / Abyssal Sunrise》
-B4F オフィスEVホール
(一般閲覧不可 Not open to the public) -
ジェイコブ・ハシモト(Jacob HASHIMOTO)
《The Universal Constraints of Memory and Madness》
-B3F オフィスエントランス
(一般閲覧不可 Not open to the public) -
大庭大介(OHBA Daisuke)
《6》
-B3F オフィスEVホール
(一般閲覧不可 Not open to the public) -
ジョン・へリョン(JUNG Hye Ryun)
《A Line of the Projection》
-1F オフィスEVホール
(一般閲覧不可 Not open to the public) -
湯傑(TANG Jie)
《うんぬん / Parrot》
-1F オフィスエントランス
(一般閲覧不可 Not open to the public) -
桑田卓郎(KUWATA Takuro)
《陶木 / Ceramic Bole》
-2F オフィスロビー
(一般閲覧不可 Not open to the public) -
宮田彩加(MIYATA Sayaka)
《WARP -ポピーを形成するプロット- / WARP -The Plot of a Poppy-》
-8F 常盤橋タワーラウンジ
(一般閲覧不可 Not open to the public) -
NEW LIGHT POTTERY
《overlay》
-8F 常盤橋タワーラウンジ
(一般閲覧不可 Not open to the public) -
荒牧悠(ARAMAKI Haruka)
《青と赤の構成 / Composition with Red and Blue》
-8F 常盤橋タワーラウンジ
(一般閲覧不可 Not open to the public) -
品川亮(SHINAGAWA Ryo)
《白椿 / White Camellia》
-9F The Premiere Floor
(一般閲覧不可 Not open to the public) -
過去と未来、世界と日本をつなぐ常盤橋をテーマにした9つの本棚に、インスピレーションを与える書籍やオブジェを集めました。
-3F MY Shokudo
伝統の中に光る奇想の系譜
――常盤橋タワーのアートコレクション
2021年、常盤橋タワーに18のアートワークを設置します。歴史・文化の奥深いレイヤー、変化する時の流れと未来予報、日本と世界が交錯する常盤橋を、ヴィヴィッドに表現するアートコレクションです。
江戸時代からの歴史的なコンテクストとこれからの時代をつなぐように、陶、竹、漆、日本画といった伝統的な素材と技術の上に、新しい表現を模索する作家を意識的に起用、また、建物の江戸切子をモチーフとした意匠などとの連続性を意識し、幾何学模様を取り入れた作品を複数採用しました。そして東アジアの思索の伝統を下敷きに、自然素材や自然の力をモチーフにした作品を含めています。それは持続可能な社会の実現を願う意志の表明でもあります。
作家は、常盤橋プロジェクトの未来志向に沿い、おおむね40代以下の若手で構成しました。また5人の海外作家を起用したことも含め、日本と親和性のあるテーマを標榜しながらも全体にグローバルな視点が感じられるようになっています。
視点のポイントを作るのは、日本文化の中でも特に華やかで奇想的なエレメントです。赤、青、マゼンタ、浅黄、若緑、そして金や銀−−それは、歌舞伎や日本各地の祭り、寺社、また都市の電気街、商店街などに見られるエキセントリックで鮮烈な色の感覚。このカラーパレットが、未知の世界、異次元への想像力を高めてくれるでしょう。
金澤 韻(コダマシーン)