日本全国懸け橋プロジェクト#6「神奈川県・学橋」

よんなな会※1と三菱地所が、9年間かけて日本全国の橋を洗う『日本全国懸け橋プロジェクト』。「日本を明るく、元気にしたい。」という共通の想いのもと、橋洗いを通じて全国の地域社会との交流を深めます。その懸け橋プロジェクトの第6弾が、神奈川県小田原市・学橋を舞台に行われました。 ※1:よんなな会 情報社会の発展によって、人と人とがつながりやすくなっている今だからこそできる“仲間づくり”を実現すべく、全国に約300万人いる公務員の志や能力を高め、世の中を良くするためにさまざまな活動を展開中。http://47kai.com

あじさいの咲き誇る中、雨にも負けず橋洗い!

 神奈川県小田原市にあり、かつて難攻不落と呼ばれた名城・小田原城のお堀に掛かる「学橋」と「常盤木橋」。2019年6月29日、歴史ある壮大な城下にて、懸け橋プロジェクト第6弾が、約50人の参加者のもと実施されました。

開会式/小田原市長加藤憲一氏による挨拶

 第6弾懸け橋プロジェクトの開会式は、小田原城公園内にある郷土文化館にて行いました。小田原市の加藤憲一市長も激励に駆けつけてくださり、全国から集まった参加者一同を温かく歓迎して頂きました。

開会式の後、二の丸に架かる学橋と本丸に架かる常盤木橋の二手に分かれていよいよ橋洗いがスタート。

常盤木橋の架かる本丸のお堀には、斜面一面にあじさいが咲き誇り、梅雨の時期にはあじさい祭りが開かれます。この日も多くの観光客の方々が、常盤木橋から見えるあじさいや菖蒲を楽しんでいらっしゃいました。

今回は、紅くきれいに塗られている橋を傷つけないよう、タオルを使って丁寧に清掃しました。

橋洗い後には懇親会を行い、小田原市様のご厚意で小田原名産の練り物を頂きながら、懸け橋プロジェクトやそれぞれの地方に懸ける想いを共有しました。

人を想い、街を想い、社会を想い、「日本を明るく、元気にする街づくり」を目指す懸け橋プロジェクト。
第6弾は、梅雨空の下、雨にも負けず盛況裏に幕を閉じました。

参加者の声

鳥海 義文(小田原市)
深まる仲間意識と一体感! 
 「うわー 雨だ!」小田原ならでは、を凝らし、全国の皆さんを迎える中、強く感じたのは、厳しい状況であればこその「深まる仲間意識と一体感!」でした。初めて会った者同士が、旧知の友のように、楽しく・共通の目的に向かい一緒に取り組めた貴重な時間でした。次回以降、着実につながるものと感じています。
・・・・・次回の橋洗いにも参加しようかな。

コラム:神奈川県・学橋ってどんな橋?

 小田原城二の丸の水堀にかかる学び橋。実はこの「学び橋」、江戸時代には存在していなかった橋でした。かつて城址公園内にあった小学校の通学路として設置された橋だそうです。学び橋が繋ぐ小田原城二の丸は、小学校の統廃合により現在は広場となり、様々なイベントが開かれる小田原市民の憩いのスペースとなっています。

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