廃棄物再利用率100%に向けた取り組み「サーキュラーシティ丸の内」第4弾ゼロ・ウェイストタウン徳島県上勝町の資源循環の取組みと連携

三菱地所株式会社は、丸の内エリアにおける2020年代以降のまちづくりを「丸の内NEXTステージ」と位置づけ、「有楽町」及びTOKYO TORCH(トウキョウトーチ)街区が位置する「常盤橋」を重点整備エリアとして再開発を推進しております。このほど、大規模な再構築を予定する両エリアにおいて、「ゼロ・ウェイスト」政策を掲げる徳島県上勝町で展開される資源循環の取り組みと連携し、環境配慮と経済活動が両立したサステナブルなまちづくりを進めて参ります。

具体的には、上勝町で資源の有効な再利用を推進する「ゼロ・ウェイストセンター」やブルワリー「RISE & WIN Brewing Co.」(以下、RISE & WIN)の運営及び上勝町のプロモーションに取り組む「株式会社スペック」(以下、スペック社)と協業を開始します。

【リサイクル・アップサイクル】

 TOKYO TORCH街区に位置する常盤橋タワー(2021年竣工)では、物件内に設置したコンポストで施設から出る生ごみを液肥化し、近郊農地(”ゼロ・ウェイスト社食”を目指す株式会社ノンピの協力)でその液肥を活用した農作物を育て、収穫された農作物を常盤橋タワーや三菱地所の社員食堂「SPARKLE(スパークル)」(株式会社ノンピ運営)で提供しています。これからもサステナブルな取り組みを社員や就業者の皆様に楽しみながら参加していただくことで、更にこの輪が大きくつながることを目指してまいります。

液肥を活用したクラフトビール 「TOWN CRAFT~まちの未来を考えるビール~」】                                

 液肥を活用して収穫された米で作る、スペック社と三菱地所のコラボレーションビール「TOWN CRAFT~まちの未来を考えるビール~」を企画しました。2024年5月より販売されます。地球規模で巻き起こっている環境問題に対して、いち早く行動を起こしていた人口1,400人足らずの町、上勝町。小さな町で始まった “ゼロ・ウェイスト” の活動を、気軽にビールを楽しみながらより多くの人たちに知ってほしい。RISE & WINが掲げるコンセプト「JUST DRINK KAMIKATZ BEER(=美味しいビールを飲むだけで、環境にちょっと良いコトに繋がっている)」に込められた想いを反映し、より多くの人たちにゼロ・ウェイスト活動を体験し自分事化して欲しいという願いも込めた、本プロジェクトを象徴するようなクラフトビールが完成しました。

詳細につきましては、2024年4月15日付プレスリリースをご覧ください。

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